大麻をめぐる状況の理解におすすめの本6冊

今回は大麻にまつわることを学ぶ時のおすすめ本を紹介します。「読みやすい本」と「理解が深まる本」で分けていきます。

すごく読みやすい本

GREEN RUSH

この本の最大の特徴は、リアルな写真がふんだんに使われているところ。文章や図もわかりやすくしっかりと書き込まれていますが、「大麻が合法化した世界」を生々しく感じることができます。2019年5月31日発行という情報の鮮度もイチオシです。kindle unlimited対応なので登録すればかなりお得に読めます。

初心者向け:よくまとまった本

大麻 禁じられた歴史と医療への未来

大麻草のことを網羅したような一冊。人類と大麻の歴史から現在のグリーンラッシュまでの流れはもちろん、大麻草の学術的な根拠もしっかり説明してくれている。モロクロだが図説も多く、これを読めば全貌が掴めるかも。文庫本サイズによくまとまった良書。

大麻ビジネス最前線

2018年4月時点の情報だが、わかりやすい言葉で全貌を網羅した感じのある良書。大麻が合法化するに当たって世界各地で大麻ビジネスが起こりつつある当時の熱気を感じられる。大麻学習の最初の一冊におすすめ。紙の書籍は無し。kindle unlimited登録で0円で読めます。

中級者向け:理解が深まる本

投資に役立つ!よくわかる大麻ビジネス

大麻のビジネス利用に特化した書籍。グリーンラッシュに湧く北米の大麻関連企業への投資情報が多い。日本にいながら大麻ビジネスに関わる手法への希望がもてる。カンナビストックジェーピーというWEBメディアが執筆。紙の書籍は無く、kindle unlimitedで読めます。

真面目にマリファナの話をしよう

アメリカの大麻合法化への流れを、実経験と取材で書き上げた一冊。アメリカの状況について詳細に知ることができる。NY在住のライターである著者が、2015年から大麻初解禁となったコロラド州での取材を重ねたりと、アメリカの法制度や実態がリアルに記されている。

カンナビノイドの科学: 大麻の医療・福祉・産業への利用

医療従事者向けに執筆された、薬理学的目線でエビデンスの多い専門書。学術的に詳細な記述が多く、信憑性が高い。研究やビジネスを見据えて深い理解をしたい人にはおすすめの超良書。